林原美術館 HAYASHIBARA
MUSEUM OF
ART

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2019/09/24

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「京都×能装束」文化ものづくりプロジェクト始動!

この度、一般財団法人林原美術館は、地方独立行政法人京都市産業技術研究所が取り組んできました、林原美術館収蔵の「能装束」のデザイン要素を活用し、京都市内のものづくり企業3社(株式会社亀田富染工場・秀和株式会社・株式会社髙岡)と共に、ライフスタイルブランド構築を目指した商品開発事業に参画しましたことを下記の通りお知らせいたします。



1 京都と能装束
「能装束」は、京都西陣の地で、安土桃山時代に目覚しく発展した高級精妙な西陣織を背景に、大名の好みを反映して仕立てられた染織物であり、京都の伝統産業と深い関わりがあります。

2 (地独)京都市産業技術研究所
京都市が設立した公的な産業支援機関であり、京都市内のものづくり企業が、研究開発や製造工程の改善等で直面する課題や問題を解決するための支援、または新商品や新技術の創出に向けた技術面からの支援に取り組んでいます。

3 林原美術館と能装束
岡山市北区、岡山城内堀のかたわらに位置し、岡山の実業家であった故林原一郎が収集した、日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家から引き継いだ大名調度品、特に約1,300点にも及ぶ「能装束」は質と量ともに他に類を見ない貴重なコレクションなっています。

4 今後の展開
このような点に着目し、「能装束」の多彩なデザインコンテンツ及び「能」とその歴史的由来などの文化的ストーリーを併せ持った商品開発へとつなげていきます。販売は、2020年春夏を予定しています。

5 最新情報
本事業の最新情報は、京都×能装束文化ものづくりプロジェクト・Facebookで情報提供してまいります。