岡山県岡山市|林原美術館 HAYASHIBARA
MUSEUM OF
ART

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2026/04/23

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購入及び受贈した刀剣類20口(ふり)を初公開

4月17日にプレス説明会を開催いたしました。
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令和8年4月17日
一般財団法人林原美術館

購入及び受贈した刀剣類20口(ふり)を初公開

企画展 「サムライたちの物語 -新収蔵刀剣と名品で紡ぐ時の声と美-」
会期:令和8年4月18日(土)~6月14日(日)


林原美術館(岡山市北区丸の内2-7-15/館長:谷一 尚)では、4月18日より企画展「サムライたちの物語 -新収蔵刀剣と名品で紡ぐ時の声と美-」を開催いたします。
本展では、新たに収蔵した刀剣類20口を初公開いたします。これらは、2023年度に購入した刀剣19口および拵9口、ならびに2025年度に寄贈を受けた1口(槍)からなり、いずれも調査を終えたのち、今回が初の一般公開となります。
 
購入品は、岡山ゆかりの三村元親や石川幸久をはじめとする地元戦国武将と刀鍛冶との関係性を今に伝える、きわめて貴重な作品です。これらの刀剣は、県内在住の愛刀家が所蔵していたもので、売却が検討されていました。一般的に、個人所蔵の刀剣が市場に出る場合、すべてが一括して引き継がれることは少なく、購入者の好みによって作品が選別されることで、結果として来歴や文脈を共有する作品群が散逸してしまうケースも少なくありません。また、いったん手放されると、再びまとまった形で集め直すことは不可能です。
林原美術館では、岡山ゆかりの美術作品を適切に保管し、後世へと継承していくことを重要な使命の一つと考えています。今回、関連する刀剣をまとまった形で収蔵することにより、作品群としての価値と歴史的背景を保ったまま保存・公開することが可能となり、散逸を防ぐことができました。
また、寄贈された槍は、拵に池田家の家紋である輪蝶紋が施されており、籠の中に忍ばせて護身用とした「御籠槍」であったと考えられます。
 
本展では、これら新収蔵の刀剣に加え、当館を代表する国宝「太刀 銘 吉房」をはじめとする一文字派の刀剣6口、後鳥羽上皇が名工を呼び寄せ一緒に製作したと伝えられる菊御作の太刀、さらには英国ウィンザー公旧蔵の「太刀 銘 信房」など、海外から里帰りを果たした名刀なども展示し、由来や逸話をご紹介します。
 
展示する作品は、刀剣33口(新収蔵20口含む)、甲冑1領、掛軸10点、巻子3点、屏風2隻、刀装具4件、合計53件です。
 
本展を通じて、作品が語りかける数々の物語に耳を傾け、サムライたちが生きた時代の息吹と、そこに込められた美をあらためて感じていただけば幸いです。